穂乃果「だって、色も形も大きさもばらばらじゃん」

海未「私が言いたいのは、本質として同じものということです」

穂乃果「どういうこと?」

海未「つまり、人間みんなに『他人と違う』という共通点がある、ということです」

穂乃果「えー?なんだかズルいよー……」

海未「ズルいでしょうか」

穂乃果「それに、共通点があるってことが、一緒ってことにはならないんじゃないの?」

海未「そうですか。じゃあ逆に、穂乃果は『一緒』をどう定義するのですか?」

穂乃果「えっと、それは……」

海未「ほら」