真姫「お腹空いた」
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〜♪
真姫「...」ピロンポロン
ジャカジャン♪
真姫「ふぅ」
海未「流石ですね」パチパチ
真姫「ダメね」
海未「えっ」
真姫「全然ダメ。貰った歌詞と曲のイメージがかけ離れてるもの」
海未「そうでしょうか?私としてはとても素晴らしいメロディだと思うのですが...」
真姫「私が作った曲が校歌になるのよ?こんな稚拙な曲じゃ末代まで馬鹿にされるわ」
海未「いえそこまででは...」
真姫「大体生徒に校歌を作れだなんておかしいと思わない?プロに頼みなさいよプロに!」
海未「どうやら歌詞をプロの方に考えてもらったそうで予算が...」
真姫「馬鹿じゃないの!?歌詞なら海未がいるじゃない!」
真姫「そもそも!この歌詞なんなの!?」
『はぁ〜おまえ
俺のカレーパン返せよ〜
うるせぇよてめぇ〜
月に帰れよ
なんだとぉ?
ワシはそんなお前のほくろがワシは大好きやねん
はぁ〜音ノ木坂学院〜』
真姫「これで曲を作れって無理にも程があるわよー!!」
海未「いつになく真姫が怒っています...」 真姫「はぁーもぅ!最初から!」プンプン
海未「真姫...少し休憩をしては」
真姫「今休憩なんて出来るわけないわよ。とにかく完成させないと」グゥ-
海未「ふふ、お腹の方はそうではなさそうですね」
真姫「/////」カァァ
海未「購買でも行きましょうか」
真姫「...そうね/////」
〜購買〜
SOUL'd OUT「アララァ」
海未「なんと!」
真姫「こんな時に限って売り切れなのよね」
海未「では食堂の方へ」
真姫「いいわよ別に。ちょっと飲み物飲めば空腹なんて満たされるから」
海未「いいえいけません!!」クワ
真姫「うぇぇ」
海未「腹が減っては戦ができぬ...このままでは真姫は作曲に集中できなくなり肌は荒れ心は荒みやがて廃人となるでしょう」
真姫「ならないわよっ!」
海未「真姫、待っててくださいね!今人を呼びますから!」ピポパ
海未「もしもし、>>8ですか?」 真姫「プリプリプリプリプリプリーーー! 『海未、どうしたのよ』
海未「真姫が大変なのです」
『はぁ!?なんで!?』
海未「今にも...今にも...」
海未「お腹が減ってたまらないんです!!」
真姫「ちょっ...そこまで減ってないわよ!!」
『なーんだ。腹ペコなだけなのね』
海未「購買に行ったのですが生憎全て売り切れていて...」
『学食まだ空いてるでしょ?』
海未「食堂には行きたくないと。庶民と同じ飯など食べたくないそうなんです」
『はぁ〜???』
真姫「言ってない!にこちゃん言ってないから!!」
『ま、お嬢様の真姫ちゃんには学食の美味しさが分からないわよね〜』
海未「というわけなのでにこ、何か食べ物を持ってきて欲しいのです」
海未「音楽室で待っていますよ」ピッ
海未「よかったですね、真姫。にこが差し入れを持ってきてくれるそうですよ」
真姫「余計なこと言いすぎ!」 〜音楽室〜
真姫「...」チュ-
海未「...まだですかね」
真姫「何で海未が焦ってるのよ」
海未「にこが何を持ってきてくれるのか気になるではないですか!」
真姫「まさか...海未が食べたいとかじゃないでしょうね」
海未「そ、そんなわけありません!今日の昼食はパンとお弁当と学食を利用したのですよ!?」
真姫「いや食べ過ぎ」
ガララ
にこ「にっこにっこにー♪お腹が空いて可哀想な真姫ちゃんのために宇宙一のアイドルにこが差し入れを持ってきてあげたわよ〜♪」
海未「おぉ、やっと来ましたか。待ちくたびれましたよ」
海未「さぁ早く差し入れを!」フンス
にこ「何であんたがちょっと興奮してるのよ」
真姫「何でもいいけど、食べれるもの持ってきたのよね?」
にこ「あ、当たり前じゃない!!」
にこ「真姫の空腹を満たすもの持ってきたんだから!!」ガサゴソ
真姫「スカートから出さないで!!」
海未「腹巻から小銭を出す昭和のおじさんですか...」
にこ「これよ!!」ジャ-ン
>>14 にこのもってきたもの 真姫「あ、美味しそ」ボソ
にこ「どう?これならお腹も満たされるんじゃないの?」
海未「流石ですね...期待以上です」
にこ「冷めないうちに召し上がれ」
真姫「う、うん...いただきます」
真姫「」ハム
真姫「!!」
真姫「美味しい」
海未「どれ私も1口」ハム
海未「これは...!」
海未「口に入れた瞬間とろけるような柔らかさ」
にこ「最近凛がチャーシューにこだわっててね、私に作れ作れうるさいのよ」
海未「にこ...あなたスクールアイドルやめてラーメン屋でも開きませんか?毎日通いますから」
にこ「ぬわぁんでよ!?」 真姫「どうしよ...箸が止まらない」ハム
海未「私もです」
真姫「いや海未は食べ過ぎだから」
にこ「喜んでもらってよかったわ〜。これなら凛も納得してくれそうね」
真姫「ごちそうさま。にこちゃんありがと」
海未「ごちそうさまでした」
にこ「どういたしまして」
にこ「作曲でしょ?頑張んなさいよ」
ガラガラ
真姫「...」
海未「満足しましたか?」
真姫「いや、むしろ食欲が湧いてきたんだけど」
海未「確かにそうですね」 海未「では他の誰かを呼びましょう」
真姫「そうね」
海未「それにしても美味しい角煮でしたね」
真姫「うん、あんなの初めて食べたわよ」
海未「私もです」
真姫「...でも気になったことがあるのよね」
海未「なんでしょうか」
真姫「にこちゃん、スカートの中から出てたわよね」
海未「はい」
真姫「角煮、温かったわよね」
海未「はい」
海未「...」
真姫「...」
海未「つ、次行きましょう!次は>>21を呼びます!」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています