ダイヤ「あら……さっきと時間が変わってませんわね」
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ダイヤ(曜さんにあんなことをされたこともあり)
ダイヤ(わたくしは午前の授業の一部を欠席して)
ダイヤ(後片付けなどを行った)
ダイヤ(靴箱に靴があるのに、遅刻)
ダイヤ(更にジャージを来ている)
ダイヤ(その異常さに、みんなが心配していた)
果南「本当に大丈夫?」
ダイヤ「ええ……なにも……」
果南「とても大丈夫そうには見えないんだけど」
果南「何かあるなら言いなよ?」
ダイヤ「お気持ちはありがたく思いますが」
ダイヤ「本当に大丈夫です」 果南「そうは言うけど……」
果南「最近様子がおかしい時あるし」
果南「今日なんてこれでさ……心配だよ」
ダイヤ「……すみません」
果南「なんで謝るの?」
果南「心配させてごめんねってやつ?」
果南「違う……違うよダイヤ」
果南「心配させられるのは別に良いんだよ」
ギュッ
ダイヤ「っ」
果南「ダイヤが好きなことしてるなら」
果南「でも」
果南「今のダイヤ……凄い疲れてるよね」 果南「ダイアさ、苛められてる?」
ダイヤ「そんな、こと……」
果南「……いつもと匂いが違う」ギュゥッ
果南「体温も平熱より少し高いよね」
果南「心臓もちょっと煩いよ」
果南「……怖いことでもあった?」
果南「私にしっぺ返しがあるかもって思ってる?」
果南「良いんだよ、そんなの」
果南「ダイヤを傷つけるようなやつなんて」
果南「海に沈めてやるから……」
果南「心配要らない」
果南「だからさ、教えてよ」
果南「誰がダイヤを苦しめてんの?」 ダイヤ「か、果南さん……」
果南「そう言えば、花丸ちゃんに呼び出されること多いよねぇ」
果南「あーでも」
果南「昨日……鞠莉がなぜかダイヤだけ呼……」ブツブツ
ダイヤ「果南さんっ」ギュッ
果南「っ」
ダイヤ「本当になんでもありませんの」
ダイヤ「花丸さんは相談事、鞠莉さんは仕事の手伝い」
ダイヤ「ただそれだけですから!」
ダイヤ「ですから……」
果南「あのさぁ……」
ガンッ
ダイヤ「っ」ビクッ
果南「嘘はさ……止めよ?」
果南「Aqoursメンバーだからとか」
果南「すっごくどうでも良い」
果南「ダイヤを傷付けるなら、そんなやつら要らない!」 >>160
屋上で7個のスイカ大のモノを並べて踊る闇っちー ダイヤ「果南さん、どうかっどうか冷静に」
ダイヤ「わたくしは本当に……」
ダイヤ「本当に大丈夫ですわ」
ダイヤ「むしろここで果南さんが事件を起こす方が」
ダイヤ「わたくしには……」フイッ
果南「……」
果南「はぁ……」
果南「……あー」ガシガシ
果南「あー……もう!」バンッ
ダイヤ「っ」ビクッ
果南「わかった、わかったよ」
果南「ダイヤがそこまで言うなら我慢するよ」
果南「我慢したら良いんでしょ!」
果南「でもさ、一応釘刺すよ?」スッ
果南「全員に」
果南「あんまりダイヤに迷惑かけるなって」 ダイヤ「それくらいなら……」
果南「でもさ、ダイヤも分かってね?」
果南「心配だし、嫌だからさ」
果南「何かあったら言ってよ」
果南「今日なんか靴あるのに来ないし」
果南「遅れて来たかと思えばジャージ」
果南「乱暴されたのかと思ったよ」ハァ
果南「それも違うんだよね?」
ダイヤ「ええ……」
果南「じゃぁ、はい」サッ
ダイヤ「……何か?」
果南「いやいや、分かるでしょ」
果南「パンツ」
果南「今履いてるやつ、貸して」
果南「確かめるから」
ダイヤ「……え?」 果南「ん?」
果南「なんで呆けてんの?」
果南「来たときに凄い感じたんだよね」
ジロッ
果南「……女の匂い」
ダイヤ「っ」ビクッ
果南「別に直に嗅いでも良いんだよ?」
果南「でも流石にダイヤも恥ずかしいだろうから」
果南「仕方がなくパンツの匂いを嗅ぐ程度にしようって妥協したんだよ?」
果南「なんにもなかった」
果南「なにもされなかった」
果南「なにもしなかった」
果南「疚しい理由ないならさ」
果南「ほら、早く」
ダイヤ「か、果南さんっ」
果南「言葉よりもパンツ出してって言ってるでしょ!」バンッ
ダイヤ「ひっ」 果南「なに……?」
果南「嘘ついたの?」
グイッ
果南「ねぇ、ダイーー」
ダイヤ「息抜き!」
果南「ぁ?」
ダイヤ「け、今朝……息抜きを……」
果南「息抜き?」
ダイヤ「っ……じ、自慰行為……ですわ……」フイッ
ダイヤ「ですから……どうか、見逃して下さいまし」
ダイヤ「匂いなんて……死にたくなりますから」
果南「……」
果南「そう」
果南「そっか……」
果南「ダイヤもそういう歳だし」
果南「その可能性もあったか」
果南「ごめんね、気づかなくて」ギュッ ダイヤ「いえ、初めから言わなかったから……」
ダイヤ「心配させた果南さんに隠すことではありませんでした」
ダイヤ(果南さんの激しい憎悪、怒り)
ダイヤ(それが段々と鎮火していく)
ダイヤ(それを感じながら)
ダイヤ(思わず安堵のため息をついてしまう)
ダイヤ(一歩間違えば殺人事件)
ダイヤ(善子さん……わたくしは……) ◇屋上◇
千歌「すみません」
千歌「こんなところに来て貰っちゃって」
ダイヤ「いえ……」
ダイヤ(放課後、果南さんの釘を受けて)
ダイヤ(千歌さんは今日の練習を無くし)
ダイヤ(その上で屋上に来てほしいと言う連絡をしてきて……)
千歌「体の方は平気ですか?」
ダイヤ「ええ、大丈夫ですわ」
ダイヤ「果南さんが少し大袈裟に言っただけですから」
千歌「あははっ」
千歌「果南ちゃん、ダイヤさんのこと好きだから」
千歌「きっと倍くらいに考えちゃったのかな」 ダイヤ「ふふっ、そうですわね」
千歌「もー果南ちゃんってば」
千歌「凄い心配しちゃったよ」
千歌「はぁ」
ダイヤ「すみません、わたくしのせいで」
千歌「ううん、全然」
千歌「元はと言えば花丸ちゃんが余計なことしたせいだから」
千歌「そこから鞠莉さん、梨子ちゃん、ルビィちゃん、善子ちゃん、曜ちゃん」
千歌「そして……果南ちゃん」
千歌「保ってきた均衡が崩れてこの有り様」
千歌「いやー参っちゃうなぁ……」ニシシ
ダイヤ「千歌さん……?」
千歌「せっかくスクールアイドルやって」
千歌「奇跡と輝きを見せて」
千歌「夢を叶えさせて」
千歌「好感度上げて……」
千歌「ぜーんぶだーいなーし」
千歌「……みんな死ねば良いのに」ボソッ ダイヤ「千歌さーー」
ドンッ
ーーガシャンッ
ダイヤ「っ……な、何を!」
千歌「何をって……わからないんですか?」
千歌「みんなダイヤさんが好きなんですよ」
ガシャンッ!
ガシャンッ!
ダイヤ「やめっ」
ダイヤ「フェンスが壊……っ」
千歌「だから、ダイヤさんが死ねばみんな死ぬ」
ガシャンッ!
ーーピシッ
千歌「ダイヤさんの居ない世界に価値はないんだから、当然ですよね」ニシシ ダイヤ「ち、千歌さんもでは……」
ダイヤ「千歌さんもそうなのでは……!」
ガシャンッ!
ピシピシッ…
ダイヤ「っ」
千歌「そうですよ。そうですけど」
千歌「欠けて汚れて傷付いたダイヤに価値なんて無いですよね」ニコッ
ダイヤ「なっ」
千歌「だから、たった一人にしかできない特別なことをするんですよ」
千歌「これ以上無いほど深い傷を!」
ガシャンッ!
千歌「刻み付けて!」
ガッシャンッ……ピシピシピシ…
千歌「ダイヤさんの心を私で満たすんですよ!」
ガシャンッ!
ビシッ
ダイヤ「っ!」ガクンッ
ーーガシャッ
千歌「私への深い憎悪……それはきっと」
千歌「愛よりも深く想い続けてくれるから!」
ガシャンッ!
バキッ…ピシッ…
千歌「それじゃぁ……ダイヤさん」
ダイヤ「ま、待って……」
ダイヤ「こんな」
ダイヤ「こんな死に方……っ!」
千歌「嫌だからこそするんですよ。ダーイヤさんっ」ニコッ ダイヤ「ちーー」
ガシャンッ
ドンッ
ダイヤ「あ」
バキパキ……
千歌「……大丈夫ですよ」
ダイヤ「助けーー」
ズルッーーガシッ
ダイヤ「ち、千歌さん……考えなおし……」
千歌「私も一緒に逝くので」
ガチャ……
善子「ダイヤ!」
ダイヤ「善子さーー」
千歌「アハハ! 堕天使は……羽なんて要らないでしょ?」ニコッ
善子「やめっ」
タンッーー
……ドシャッ 善子(ダイヤさんは即死だった)
善子(助かる余地もなかった)
善子(……そしてAqoursは解散)
善子(浦の星女学院は即時廃校となって)
善子(元Aqoursは私を残し)
善子(みんな廃校になった学院の校舎内で)
善子(自殺した)
善子(学院は今度……取り壊される)
END 出来上がった物↑
書きたかった物→花丸によるダイヤNTR 面白かったけどいきなり終わって笑う
花丸によるダイヤNTR楽しみにしてるわ >>195
ダイヤ自身がこうなるきっかけを作ってたら完璧だったな おいおいおい、完結したかと思いきやなんだこれw
花丸NTR楽しみにしてるよ。そのままこのスレ使っても良いし ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています