【十二年前】

絵里(5歳)「スーシー?」

祖母「そう。お寿司よ」

絵里「わあー!заводみたい♪このスシ、ぜんぶたべられるのー?」キャッキャ

祖母「食べきれる分だけね。ほかのお客さんもいるんだから」

絵里「はーい!」

祖母「はい、お茶。熱いから気をつけてね」

絵里「おはし!ほんでみたことある!」

祖母「そうね。これは割り箸」

絵里「ニッポンのオースーシーは、おはしでたべるのー?」

祖母「手で食べられる物もあるけど、お箸を使ったほうが衛生的ね」

絵里「えいせい?」

祖母「手が汚れないでしょ?」

絵里「そっか。エリチカ、おはしでたべる!」

祖母「ふふふ。じゃあ注文しましょうか…エリーチカ、何食べたい?」

絵里「えーと、えーと…креветка!」