>>139
>ディーゼルの超優遇が少しづつガソリンとイコールコンディションに近づいて勝てなくなった。
>最初からディーゼルがゲタを履かせてもらってただけ。

では無いねえ。
ルマンのレギュレーションは、排気量無制限・過給の有無は、制限なし。
だからディーゼルの方が有利なんで、各社ディーゼルを投入し始めた。効率高いんで。
ただし、熱量計算ベースの燃料搭載制限と、同じく熱量ベースの一周当りの燃料投入量に制限がある。

その結果、ピット回数とラップタイムのバランス取って各チームがエンジンの仕様を決める。
ディーゼルは、リーンバーンで熱効率が高い分、排気量が大きく、過給もすることになる。
ディーゼルが排気量が大きかろうが過給していようが、ガソリンより燃料消費してないから。

あと、ハイブリッドの場合、回生エネルギー量の制限がある。

24時間走って、燃料補給の為のピット回数が多く必要なレースだから、
一回のピットストップ時間に最低時間を決めて、それ以下の時間だとピットレーンで停まる必要がある
ピットストップに時間が食われる以上、その回数抑制と、ラップタイム(出力)のバランスを取る必要がある。
なので効率に勝るディーゼルが勝ってた。

ここ数年ガソリンのポルシェが勝ち出したのは
熱量ベースでガソリン車の方が燃料搭載量が多い(容積で約3割、熱量ベースで約2割多い)
同じく熱量ベースでガソリン車の一周あたりの燃料投入量の方が6%程度高いレギュレーション。
明らかにガソリン有利なレギュレーションになっておりガソリンが勝って当たりまえ。

市販車でのVW不正が明るみになって、ディーゼルが再び影の存在になっただけ。