>>514
各人が全く同じ体験をするわけではないので、比べたりして葛藤する事になりそうなので
やめておきたいところですが、滅尽定もしくは中心太陽への帰還だけは、必ず起こる要素みたいなので
それに限って書いておきます。

その朝はとても神聖な
「何かとてつもない事が起ころうとしている」
という直観と共に目覚め、「畏れる気持ち」で空に向かって何かを祈ったのを覚えています。

そして精神世界について学び始めた直後という事もあり
坐って瞑想をしていたのですが
ふと
こうやって瞑想をして「第三の目に焦点を合わせようとする努力」
すら薄汚い欲望ではないか、と、人間の「何かを求めようとする心」に対する苦しみが最高潮に達し
「神様に一切をお委ね致します」(初心者ですので、そのようなマントラもセリフもどこから出てきたのか不明)
という言葉と共に
完全なサレンダーが起こったんです

その瞬間大泉門を高級霊?神様?誰かにポンっと叩かれ
ブチッという音と共に頭の封印が外され
本当に一瞬の電光石火の事なのですが
クンダリニーが第三の目→心臓へとひっこんだ後に上がり
目の前が真っ白い光の世界になった

覚えているのはここまで
後は滅尽定に入ってしまい
何分間なのか、何時間なのか全く分からないのですが
完全な意識の途絶の状態で(宇宙さえ消滅するので、状態とも呼べず)
次意識を取り戻したときに
「あれ!俺今死んでた?」
とやっと気づき

その後は頭頂の上の何もない虚空から光のシャワーが降り注ぎ
背骨をつたって全身が浄化されました
全身が浄化されるものですが
特に重点的に頭の後ろの延髄が「ジュワーッ ジュワーッ」と浄化され
それまで頭の周りをグルグルしていた思考、エゴ、他者からの呪いなどが全部一気に解決してしまったんです。

それまで確かに居た「自分」というものが失われ
圧倒的な無、沈黙の中にありました。
ただ、とても微細な心の流れはあり
この再誕生したての赤ちゃんのような柔らかい心が、世間と関わっていくうちにまた成長するのかな?と思いました。
のちに十牛図の第九図のように、また人間をやるために、必要なぶんだけ心は移り変わっていくものだと分かりましたが
クンダリニー覚醒以前のような迷い・悲しみはどこかに行ってしまいました。