石油元売り最大手のENEOSホールディングスが、風力発電など再生可能エネルギー事業を手掛けるジャパン・リニューアブル・エナジー(JRE、東京)の買収を検討していることが7日、分かった。

 買収額は2000億円程度とみられる。脱炭素の動きが加速し、国内でも温室効果ガスの削減が急務となる中、石油重視のビジネスモデルから転換を進める狙いがある。

 ENEOSは同日、「環境配慮型エネルギーの積極的な推進・拡大に取り組んでおり、ジャパン・リニューアブル・エナジー社の買収を含めさまざまな検討を行っていることは事実だ」とのコメントを発表した。ENEOSは2023年3月期までの中期経営計画で、再エネ関連などに4000億円を投資する方針を掲げている。 

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