「一回見てつまらんかったからSWじゃない!」っていうやつが多いが、初見で大して面白くなかったSWは何も今回が初めてじゃない
演出もキャラの描き方もひどいものだってこれまでたくさんあったし、「せいぜいチャンバラと宇宙戦争の迫力だけでも楽しむか」と白けた思いで見たことも数知れず
でもシリーズ全体で一つの物語と考えると、旧三部作・前日譚合わせてやっぱりすごい作品だと思うし、どの作品も一つでも欠けたらいけない
今回はたしかに飲み込みづらい面は多々あるが、ep1から始まる一つの物語を大団円に向かわせるための布石はたくさん打っている
レイがただの孤児で、親の存在を自己規定の根拠にしなかったことや、スノークが「レンが乗り越えるべき暗黒面の父性」の象徴に過ぎなかったと言った展開は今思えば見事
ep9が出たとき、今作の真価も理解されると思うよ
脊髄反射的印象批判による返信は無用