男色下宿2

 僕がホモを覚えたのは学生時代の下宿だ。
僕は貧乏な苦学生で食費にも事欠く程だったから、部屋代が払えなくなって、
大家の金田氏が催促に来た。
「俺も貧乏だったから君に同情するが部屋代は別さ、払わんのなら出てもらうよ」
と金田氏は容赦無い。困った僕が「何でもしますから待って下さい」と泣き付くと、
「それじゃ体で払ってもらうぜ!」といきなり僕の股間を握ってきた。
驚いた僕が拒んでも、40代の精力的な巨漢に優男の僕はたちまち押さえ込まれた。
金田氏は荒っぽく僕の下着を剥ぎ取ると「家賃の足しにザーメンを出せッ!」としごき始めた。
貧乏学生の僕は女と遊ぶ金も無く欲求不満だったから異様な状況に次第に興奮してくる。
「君の千ズリは廊下から覗かせてもらったヨ、どうだ、俺の方が良かろう」
と云う通り金田氏の愛撫は巧みで尺八までして責めてくるから、
ホモ気のない僕でも極楽気分に陶酔すると、金田氏は背後から僕を抱えて菊門に突入してきた。
痛みは一瞬でたちまち鋭い快感が背筋を走る。同時に勃起も握られて前後の快楽は僕をメロメロにし、
金田氏も興奮してトコロテン状態になるまで僕を掘り続けた。
 翌日隣室の学生村上が訪ねてきて
「気配で察したよ、あれが金田氏の手さ、僕も体で家賃を払わされたんだ」と云うから、
下宿に美男の学生が多い理由が分かった。村上とはこれが縁でホモ達になり、
互いを慰めあうので男同士の興奮が高まり、バック好きの彼のお蔭で男の後庭の味も覚えたものだ。
 まもなく向いの部屋に越してきた中野と云う高校生は凄い程の美少年振りで、
金田氏の狙いは明白だったから、村上と相談して先廻りして犯すことにした。
中野を部屋に呼び酒を飲ませてY談を聞かせてやると、若い中野は興奮を隠しきれない様子だ。
頃は良し、と我々が襲いかかろうとするより先に、中野はズボンを脱いで
「兄貴何とかしてくれ!俺もう我慢できないヨ」と僕の顔に勃起を突き付けてきた。
驚いたが脈打つプラムの若々しさに興奮した僕は思わず銜え込み、
美少年の意外な逸品の感触に目を白黒させていると、中野は激しく腰を使いだした。
村上も興奮して中野の尻を狙うが
「それはさせねえぞッ」と一喝され、仕方なく僕を掘った。
僕の奉仕が済むと中野は若年乍らS性を発揮し、僕達をベルトで後ろ手に縛った上、
四つん這いに並ばせて交互に掘るから被虐の快感でもう死んでも良い程だ。
その場面を金田氏が見つけ「お前らデキてたのかッ!俺も仲間に入れろッ!」
と全裸になって飛び掛かって4人プレイとなったが、
中野は王子様として君臨し金田氏の尻も掘ったから僕と村上は溜飲を下げたものだ。
 やがて金田氏の急逝で僕達は下宿を出たが、
中野はホストクラブに出てSの売れっ子として成功した由だ。
村上と僕は同棲を始め今もホモの関係は続いているから、
僕達をを引き合わせた金田氏には今では大感謝だ。

 今回の告白は良友に巡り会ったK君の青春回顧です。君も当物語で恋人を見つけよう、宛先は・・・