この道を行くと絶妙なタイミングでその決意を試される時があります。

ある程度進んだ人ならわかる感覚だと思うのですが、「あ、これは」とピンと来る感覚です。

口では真理を普及すると言っていても、それを体現できているか。言行一致しているかを試されるタイミングです。

例えば、この様な話題を発したほぼ直後に、道で困っている人に遭遇する。
一見するとみすぼらしい格好をした老人。

関わると厄介そうだと見てみないふりをするか、手伝えることは無いかと対応するかで天と地ほどの差が生じます。

自分に言い訳をして逃げることも出来た。でも逃げなかった。彼は自由意志を行使して最善の策を講じ誠実に対応した。

その結果、笑顔のありがとうが返ってきた。この時、両者は心地の良い雰囲気に包まれます。

それを自分の目を通して神様が見ています。誰にも見られていなくても自分が見ています。情けは人のためならずとはこの事を言っています。

霊的真理とは学問でもなく、宗教でも無く実践です。それを知ることによって自己満足して、他を見下したり、特別な人間だと思い込むようでは失敗です。

そして目的は、個の魂の成長を通した全体の魂の成長、霊性進化です。