>>349
善悪、良い悪いという目で物事を見るのをやめることが、悟りへの第一歩なんですね。
たしかに人間はどうしても自分が正しくて人は間違ってると思いがちです。
自分の頭の中の基準で物事を判断し、善悪正邪と決めつけがちです。
でもそれらには両面があるということですね。良い事にも両面があり、悪い事にも両面がある。
そもそも良い悪い自体ないということですね。
このことは老子も言っていました。老子の本を読んで関心しました。
やはり賢者レベルになってくるとそういう考え方になってくるんですね。
ぼくはどちらかというと善悪をきめつげがちな人間でした。
そのため自分は善良で正しく生きようとすればするほど、
自分以外の人間がみな間違ってるように思えてきて、その葛藤で長い間苦しみました。
それから解放されたのはスピリチュアリズムから距離をとり、瞑想を日課にするようになって、
老子の本に影響を受けて、中道のような考え方をしていこうとしてきました。
今はある程度、世の中は善悪では計れないのではないかな、となんとなくですが思えるようになりました。