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ウイグル女性、収容所での組織的レイプをBBCに証言 米英は中国を非難

▼記事によると…

・中国西部・新疆ウイグル自治区の収容施設に入れられたウイグル族の女性らが、組織的なレイプ被害を受けたとBBCに証言した。

・新疆ウイグル自治区の収容施設では、ウイグル族などの少数民族100万人以上が拘束されていると推測されている。 BBCは3日、収容施設で警官や警備員らから組織的にレイプや性的虐待をされたとする女性収容者たちの生の証言を報じた。

これに対し中国外務省は、BBCの報道を「間違った報道」とし、告発内容は事実ではないと述べた。

同省の汪文斌報道官は、「女性に対する組織的な性暴力や性虐待はまったくない」と話し、中国国内のすべての施設は人権ガイドラインに沿って運営されていると説明した。

さらに、「中国は法治国家であり、人権は憲法で保障され守られている。そのことは法制度に盛り込まれており、政府はその法制度の下で機能している」と述べた。

女性たちの証言 収容施設から解放された後、アメリカに渡ったトゥルスネイ・ジアウドゥンさんは、収容施設では「毎晩」女性たちが連れ出され、覆面をした中国人の男にレイプされていたと話した。

彼女自身、拷問を受け、2〜3人の男たちに集団レイプされたことが3度あったという。 ・カザフ族で新疆省出身のグルジラ・アウエルカーンさんは、収容施設に1年半入れられた。

収容中、ウイグル族の女性たちの服を脱がせ、手錠をはめることを強いられた。

女性たちは、中国人の男らがいる部屋に置き去りにされたという。 「(男たちは)かわいくて若い収容者を選ぶために金を払っていた」、「男たちは私に、彼女たちの服を脱がせて手を動かせないようにした後、部屋を出るよう命じた」

2021年2月5日
https://www.bbc.com/japanese/55945241

(略)