https://sn-jp.com/archives/24421
募るJ-POPへの危機感 K-POPは世界標準(川谷絵音)

▼記事によると…

・今、世界中のヒットチャートを席巻する「K-POP」。日本も例外なくK-POPの勢いに飲まれています。今回は、1stアルバム『THE ALBUM』を10月に発売したBLACKPINKに焦点を当てたいと思います。

・J-POPは、はっきりと歌を押し出していて、K-POPはリズムと歌で曲を押し出している。

・J-POPはサビを聴かないと曲が分からないし、といって頭をサビにしても、メロからの盛り上がったサビを聴かないと、曲の良さが分からない。長めに聴かないといけないのだ。しかし、K-POPのようなUSサウンドは役割分担がされていないため、どこを聴いても曲の良さが分かる上に、リズムが立っていて乗りやすい。まさにサブスク全盛期の今、BGMにもしやすいサウンドがトレンドなのだ。

実際、BTSの事務所の日本法人であるBig Hit Entertainment Japanの日本在住プロデューサー募集の応募要項には、「メロディーが鮮明で、ダイナミックな流れの起承転結がはっきりとした、定型化された曲の構造の音楽デモはご遠慮ください」と書いてある。これは暗にJ-POPはご遠慮くださいということだ。

・J-POPがダメだとかではないが、これでは世界で戦えない。変化の時が来ている。

2020/12/22
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO67233540R11C20A2000000/