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はやぶさ2、採取重量は目標の54倍

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は18日、小惑星探査機「はやぶさ2」のカプセルの容器内で確認した黒い砂粒状の試料の重量は約5・4グラムだったと発表した。
計画では0・1グラムの採取が目標だったが、その54倍に達し、目標を大幅に上回る成果となった。

 小惑星リュウグウの試料を収めたカプセル内の容器の重量を計測し、打ち上げ前との差から算出した。容器の外側にあるカバーの底部から14日に見つかった試料は含んでいないため、採取した総重量はさらに多いとみられる。

 今後はリュウグウの地表と地下から、それぞれどの程度の試料を採取できたかなどを確認し、詳しく分析する。目標を上回る量を採取したことで、より多角的な分析が可能になるとみられる。

 リュウグウは原始的なタイプの小惑星で、生物をつくる材料となる有機物や水を豊富に含むとされる。
試料を分析することで、太陽系の成り立ちや地球の生命の起源に迫る研究成果が得られると期待されている。

https://www.sankei.com/life/news/201218/lif2012180043-n1.html


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