https://anonymous-post.mobi/archives/4225
日本学術会議の前会長、山極寿一・京都大前総長が11日、同会議などが主催するオンラインシンポジウムに参加し、会員候補6人が任命されなかった問題について「民主主義の大きな危機」などと語った。

 シンポのテーマは「Withコロナの時代に考える人間のちがいと差別」。山極氏は人類学者として参加し、冒頭であいさつした。

 山極氏は「会長であった私が総理ときちんと交渉すべき問題だった」などと謝罪。「国の最高権力者が意に沿わない者を理由なく切る、(さらに)問答無用であるという風に明言すると、その風潮が日本各地に広がることが懸念される。これは民主主義の大きな危機」と訴えた。

 さらに、イスラエルの歴史学者ユヴァル・ノア・ハラリ氏の「非常事態こそ民主主義が必要な時である」という言葉を引き、「新型コロナウイルスが蔓延(まんえん)する非常時に、民主主義国家としての日本を、学術の力で支えていかなければならない。その根幹を揺るがす事態は大変遺憾。菅総理には賢明な政治、政権運営をお願いしたいと切に思う」としめくくった。(嘉幡久敬)

朝日新聞 2020/10/12 8:17
https://www.asahi.com/sp/articles/ASNBD2HWKNBCULBJ004.html?ref=tw_asahi

関連記事

学者たち「学術会議が『学者の国会』とか『87万人の学者の代表』という言い方はやめてほしい」「会員でない大多数の学者は選挙権もない」「学者の天下り受け皿… 終身年金…見直しの時期」「任命されないほうが学問の自由を享受できる」「学術会議は『学者の全人代』」 https://t.co/WFMgtgpoTx

— アノニマス ポスト ニュースとネットの反応 (@anonymous_post2) October 2, 2020





(略)