台湾当局は、小林製薬の紅麹(こうじ)原料で製造されたサプリメントなどを摂取した後に健康被害を訴えた人がこれまでで6人となったことを明らかにしました。

 台湾当局によりますと、小林製薬の紅麹原料を使って製造されたサプリメントなどを服用後、健康被害を訴えた人の数は、31日の午後時点で6人だということです。

 この中には腎不全を発症した人も含まれるとしています。

 台湾では小林製薬が自主回収している製品は販売されていませんが、小林製薬から輸入した紅麹原料を使い、台湾メーカーが独自に製造したカプセルなどが販売されていました。

 健康被害を訴えている台中市に住む40代の女性は、薬局の勧めで2022年7月から半年間「紅麹カプセル」を服用しました。

 コレステロール値に変化がなかったため服用をやめていましたが、今年1月になって腎不全と診断されました。

 台湾当局は、紅麹関連商品と健康被害の因果関係については現在調査中だとしていて、近く専門家らによる会合を開くということです。

テレ朝news
3/31(日) 19:49配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/42cc7d1a6b39a3c0d6d35fdb6973eb4063bde274