去年1年間に生まれた子どもの数は全国でおよそ75万9000人で、8年連続で過去最少を更新したことが分かりました。また、去年結婚した夫婦は90年ぶりに50万組を下回りました。

厚生労働省によりますと、去年1年間に生まれた子どもの数は速報値で、前の年から4万人以上減り75万8631人でした。

子どもが生まれる数は第二次ベビーブームだった1973年以降、減少傾向が続いていて、8年連続で統計を始めた1899年以来過去最少を更新しました。

一方、去年1年間に死亡した人の数は159万503人で前の年から8000人以上増え、過去最多となりました。

この結果、出生数から死亡数を引いた人口の減少数「自然減」は83万1872人となり、過去最大の減少となりました。

また、婚姻の件数は前の年から3万組あまり減った48万9281組で、90年ぶりに50万組を下回りました。

TBS NEWS DIG
2024年2月27日(火) 15:46
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1021021