28日の開催で合意していたはずの政倫審が一転、見送りとなりました。与野党間で一体、何があったのでしょうか。国会から報告です。

 (政治部・村上祐子記者報告)
 自民党内はかなり混乱しているようです。ある立憲民主党の議員は「何が何だか分からない」と漏らしています。

 出席者に関して与党側はまず、安倍派の西村前経済産業大臣と二階派の武田元総務大臣の2人の質疑を先行して行うという新たな提案をしました。しかし、立憲民主党の議員によりますと、提案の直後に西村前経産大臣が出席しないことになり、武田元総務大臣も1人だけの出席となることに反発して自民党内でも調整がつかなくなったということです。

 また、公開か非公開かについては、与党は「一部条件付き」で公開する案を提示しました。冒頭のみ撮影を許可し、議員に加えて記者の傍聴も認めることにしました。

 ただ、野党は「全面公開。すべてテレビ中継すべきだ」としていて、平行線のまま終わりました。

 与野党は29日の開催を目指して引き続き協議します。

テレ朝news
2/27(火) 18:45配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/348d1f78cf02a0a0627bded13672ed599fd09959