立民 党大会 泉代表が次の衆院選で政権交代を目指す決意強調 | NHK | 衆議院
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2024年2月4日 17時51分

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立憲民主党の党大会が開かれ、泉代表は自民党が国民生活を停滞させていると指摘したうえで、次の衆議院選挙で自民党を上回る議席を獲得し、政権交代を目指す決意を強調しました。

立憲民主党の党大会は4日午後、東京都内のホテルで開かれました。

この中で泉代表は、自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題について、「自民党の体質そのもので、金権体質を日本の政界から一掃しなければならない。政治資金規正法を真っ向から否定する行為が今回の『裏金』であり、『知らなかった』とか『秘書に任せていた』ということはありえず、法律軽視を許してはならない」と批判しました。

そのうえで、「国民生活の停滞の元凶となっている自民党を政権から外し、政治改革や子ども・若者支援、教育の無償化など重要政策を実現する。そのために立憲民主党が次の衆議院選挙で自民党の議席を上回り、第1党になることを目指す。政権交代を必ず成し遂げよう」と呼びかけました。

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また、来賓で出席した連合の芳野会長は「傲慢な政治を終わらせ、真に国民のための政治を取り戻さなければならない。今の与党にかわり、働く者や生活者の立場で政権を担いうる政治勢力が必要で、立憲民主党にはその一翼を担ってもらいたい」と述べました。

そして、党大会では、政治資金パーティーや企業・団体献金の禁止などを与野党各党に働きかけるなど、政治改革を主導することを盛り込んだ活動計画を決定しました。

泉代表 “野党各党と政権の協議したい”

立憲民主党の泉代表は党大会のあと記者会見し、野党間の連携の在り方について、「わが党で単独過半数の議席を獲得して政権を担いたいという理想を持っているが、現時点でそれだけの候補者をそろえられていない。政権交代に向けた国民の願いは強く感じており、自民党を権力から離すという社会的使命を達成するためには、野党各党が協力しなければならない」と述べました。

そのうえでm「国会での政策的な連携を深め、今後の政権をどうするかについて真摯(しんし)に話し合いをしたい。意見交換を深めながら、特定の政策課題の実現を目的とする『ミッション型内閣』を考えてもらうことがスタートになる」と述べました。