去年12月に発覚した、いわゆる「裏金」問題で、ようやく会見を開いた自民党・堀井学衆議院議員(51)です。

自民党 堀井学衆議院議員
「政治不信を招いたことについて、国民、道民、そして私の選挙区である胆振日高の有権者の皆さまに深くおわび申し上げます。
誠に申し訳ございませんでした」

 所属する安倍派の政治資金パーティーを巡り、派閥から2196万円のキックバックを受け取っていました。
 問題なのは、この金を収支報告書に記載せず、表には出ない「裏金化」したことです。
 わざわざ裏金にして、何に使ったのでしょうか?

自民党 堀井学衆議院議員
「それぞれ支援者を増や会合に参加する経費であるとか、またその方々と友好を深める二次会に参加するとか、有権者の皆さまに信頼を寄せていただくための活動や行動をとっていく上で、必要な経費が増えていったのだと思っております」

 堀井議員は、裏金を「有権者に信頼を寄せてもらうために使った」と説明しました。

自民党 堀井学衆議院議員
「ノルマ分以上を売り上げたものに対して清和会(安倍派)から、それぞれの議員に対して同じように行われているものでしたから、そこについてはそういうルールなのかという認識でした」

 収支報告書への不記載は、派閥のルールという堀井議員。
 具体的な経緯などについて問われると…。

自民党 堀井学衆議院議員
「今、この諸問題については、該当する秘書がそれぞれ退職されて、次の職場で次の人生を歩まれていますので」
「該当する秘書がすでに在職しておりません。ですので…」
「(秘書)それぞれが次のステップで第二の人生を頑張っておられますので、そこの部分についてはお答えを差し控えさせていただきたい」

 秘書が退職していることを理由に同じ回答を繰り返しました。
 会見は40分余りで打ち切られ、記者からは不満の声が相次ぎました。

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HBC北海道放送
1/29(月) 19:03配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/4a63dd8d7ae6e12919eb56ea1024c0fd58bd69ce