政府が21日、紙の健康保険証を来年12月で廃止する方針を固めたと報じられ、ネット上では動揺の声があがり、反発の声が高まっている。

 廃止はこれまで来秋がめどだとされてきたが、自治体などの準備を考慮し、同月まで延長とされた。同月に新規発行はなくなるが、有効期限が残る保険証は最長1年間使うことができるという。また、マイナンバーカードと一体化した「マイナ保険証」に切り替えない人は、健康保険証の代わりとなる資格確認書が発行されるが、有効期限は5年間。

 21日、これらの方針が報じられると、ネット上では歓迎する声もある一方で、「取得は任意だったはずなのに」「結局最後はマイナンバーカードに持っていきたいの?」「進め方がとことん詐欺的」「マイナンバーカード推進、紙の保険証廃止は、民意なき政治」など当初の意向と違うといった怒りの声が多数あがり、論争が繰り広げられている。

中日スポーツ
12/22(金) 11:46配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/82d68f44ac9daa28c5b881d78e41cdaf5ccfe009