細田衆院議長 旧統一教会との関係「問題はない」 辞任を正式表明:東京新聞
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2023年10月13日 14時49分

細田博之衆院議長(79)は13日、東京都内の議長公邸で記者会見し、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と自身の関係について初めて公の場で説明した。「問題はない」との認識を示した。

 女性記者へのセクハラ疑惑の報道については「単なるうわさ話だと思っている」と述べた。

 細田氏は、20日召集の臨時国会を前に、体調不良のため議長を辞任することも表明。「これからも一国会議員として国政に携わりたい」と述べ、次期衆院選には立候補する意向を示した。

 旧統一教会との関係を巡っては、細田氏は衆院議長に就任する際に自民党会派を離脱しているとして、昨年9月に党が公表した調査の対象外だった。細田氏はこれまで記者会見を開かず、説明文の公表や、衆院議院運営委員会の与野党代表者らへの非公開の場での説明にとどまっていた。
 会見の参加者は、国会の取材を担当する記者クラブ加盟各社の1人に限定された。会見は約50分で打ち切られた。(中根政人)