自民シェルター議連「命守る」 核シェルターを視察 - 産経ニュース
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2023/9/28 19:51 奥原 慎平

 他国からの武力攻撃など有事に備えた避難シェルターの普及を目指す自民党有志の「シェルター(堅固な避難施設)議員連盟」が28日、茨城県つくば市のNPO法人「日本核シェルター協会」で放射性物質を遮断する「核シェルター」を視察した。核・ミサイル開発を進める北朝鮮の脅威が高まる中、シェルター整備に向けた政府の取り組みを後押しする考えだ。

 視察では、議連のメンバーがスイスの仕様に準じて防爆装置が施された地下のモデルルームを見学したほか、毒ガスやウイルス、火山灰を除去する浄化装置などの設備について担当者から説明を受けた。議連の共同代表を務める古屋圭司元国家公安委員長は視察後、記者団の取材に応じ「地下鉄などの施設を活用し、有事や自然災害に対応したい。目指すのは人の命を守ることだ」と述べた。

 同協会の平成14年の調査によると、日本の核シェルターの人口あたりの普及率は0・02%で、100%のスイスやイスラエル、82%の米国、67%の英国などに比べて極めて低い。

議連は昨年12月に菅義偉前首相らを顧問、塩谷立(りゅう)元文部科学相を共同代表に発足。今年5月に先島諸島を訪れ、首長らからシェルター整備の要望を聞き取った。沖縄県・先島諸島では安全性が確保された地下施設は1カ所だけだという。

(略)

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