松田正県議を自民党鳥取県連が除名処分|NHK 鳥取県のニュース
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tottori/20230919/4040016135.html

09月19日 18時18分

県議会議員でつくるゴルフの同好会の会費を私的に流用していたなどとして、自民党鳥取県連は、県連に所属する松田正県議会議員を、最も重い除名の処分とすることを決めました。

米子市選挙区選出の松田正県議会議員が、議員でつくる「県議会ゴルフ同好会」の会費およそ230万円を私的に流用していたとして、県議会の会派「鳥取県議会自由民主党」は、9月15日付けで除名処分としました。

また松田議員は昨年度に支給された政務活動費で「県民割」を利用するなどして、県内に宿泊した68泊分の費用と交通費あわせて40万円あまりを9月4日付けで返還したほか、収支報告書を修正しました。
一連の事態を受けて、自民党鳥取県連は19日に党紀委員会を開き、松田議員を処分の中で最も重い除名の処分とすることを決めました。

自民党鳥取県連が開いた記者会見で、リモートで参加した石破茂県連会長は「ことし4月の県議会議員選挙で、松田議員を自民党公認候補として有権者に投票をお願いした責任は免れるものではない。大変申し訳ないことで、深くおわび申し上げる」と陳謝しました。
そして「自民党の公認を受けた県議会議員として、きちんと説明責任を果たすよう本人に強く言っていく」と述べました。

松田議員は19日に開会した県議会を欠席し、ゴルフ同好会の会費の流用について、鳥取県議会自由民主党が9月15日に記者会見を行って以降、NHKの電話による問い合わせに応じていません。