寺田稔前総務大臣が公職選挙法に違反したなどとして刑事告発された問題で、前大臣が東京地検特捜部から任意で事情を聴かれたことが関係者への取材でわかりました。

寺田氏をめぐっては、選挙で陣営がポスター貼りを手伝った人に報酬を支払ったことや、関連する団体の報告書に亡くなった人が会計責任者として記載されたことなどが、公職選挙法や政治資金規正法に違反するとして、去年、大学教授らから刑事告発されていました。

寺田氏は直接関与したことなどを否定しています。

関係者によりますと、特捜部は寺田氏本人からも任意で話を聴いたということで、告発内容が立件できるものか慎重に調べるものとみられます。

TBS NEWS DIG
2023年8月25日(金) 23:33
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