2023年4月23日 20時01分

衆参5つの補欠選挙は、統一地方選挙の後半戦とともに23日に投票が行われ、衆議院山口4区では、自民党の新人で元山口県下関市議会議員の吉田真次氏の当選が確実になりました。

衆参5つの補欠選挙の投票は23日、統一地方選挙の後半戦とともに行われ、午後8時に締め切られました。

衆議院 山口4区
このうち、衆議院山口4区は、自民党の新人で公明党が推薦した元山口県下関市議会議員の吉田真次氏(38)が、立憲民主党の新人で元参議院議員の有田芳生氏(71)らをおさえ、当選を確実にしました。

安倍氏の後継として立候補した吉田氏は憲法改正の必要性や、伝統と文化を尊重する教育の推進などを掲げて選挙戦に臨みました。

これに対し、有田氏は旧統一教会と政治との関係の見直しや物価高騰対策などを訴えて支持の拡大を図りましたが、議席を獲得することはできませんでした。
衆議院 千葉5区
衆議院千葉5区は、NHKが行った出口調査では自民党の新人で公明党が推薦した元国連職員の英利アルフィヤ氏(34)と立憲民主党の新人で元千葉県議会議員の矢崎堅太郎氏(55)が競り合っています。
衆議院 和歌山1区
衆議院和歌山1区は、出口調査では日本維新の会の新人で元和歌山市議会議員の林佑美氏(41)が自民党の元衆議院議員で公明党が推薦した元国土交通政務官の門博文氏(57)らをリードし、やや優勢です。
衆議院 山口2区
衆議院山口2区は、自民党の新人で公明党が推薦した元衆議院議員秘書の岸信千世氏(31)が、無所属の元衆議院議員で元法務大臣の平岡秀夫氏(69)をリードし、やや優勢です。
参議院 大分選挙区
参議院大分選挙区は、立憲民主党の前議員で共産党と社民党が支持した吉田忠智氏(67)と自民党の新人で公明党が推薦した飲食店経営の白坂亜紀氏(56)が競り合っています。
県庁所在地の市長選
また、23は統一地方選挙の後半戦として、無投票を除く全国で679の市区町村長や市区町村議員の選挙の投票が行われました。

県庁所在地の4つの市長選挙のうち、3つで当選確実が出ています。
水戸市
現職と新人の2人の争いとなった水戸市長選挙は、現職の高橋靖氏が共産党が推薦した新人をおさえ、4回目の当選を確実にしました。
津市
津市長選挙は現職と新人の2人の争いで、自民党、立憲民主党、公明党、国民民主党が推薦した現職の前葉泰幸氏が無所属の新人を破り、4回目の当選を確実にしました。
高松市
現職と新人の2人の争いとなった高松市長選挙は、自民党と公明党が推薦した現職の大西秀人氏が無所属の新人をおさえ、5回目の当選を確実にしました。
長崎市
16年ぶりに新人のみによる選挙戦となった長崎市長選挙は、出口調査では、新人で自民党と公明党が推薦し、国民民主党が支持した元九州運輸局長の鈴木史朗氏と、無所属の新人で元県議会議員の赤木幸仁氏が競り合っています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230423/k10014047041000.html