2023年02月21日

岸田文雄首相(65)が新年早々に掲げた「異次元の少子化対策」。“異次元”という言葉のチョイスに各所からツッコミが飛んだためか、1月23日の施政方針演説で首相は、「次元の異なる少子化対策」とさっそく表現を微修正した。

だが、この「異次元の少子化対策」、実は5年前にすでに提言されていたという。政策提言を行っていたのは、国民民主党の玉木雄一郎代表(53)だ。
玉木代表によると、“異次元”という言葉だけでなく、その中身も自身の提言と酷似しているとのこと。「著作権料くらいはもらいたいものです」と笑う玉木代表に、岸田首相が掲げた「異次元の少子化対策」への評価と課題を聞いた。

――岸田首相の「異次元の少子化対策」という政策を聞いた時は、どう思いましたか。

玉木雄一郎(以下、玉木)「率直に、私が’18年に提案した発言と完全に被っているな、と(笑)。一緒なのは言葉だけでなく、内容もでした。『児童手当などの経済的支援の強化』、『すべての子育て家庭へのサービス拡充』、
『働き方改革の推進』、この3つの軸も我々が考えていたものとほぼ同じだった。というより、まったく同じと言っても大袈裟ではありません。政策提案型のウチの党からすれば、ありがたいことではありますが(笑)」

――岸田首相をはじめとした現閣僚から、政策に関しての相談はありましたか。

https://friday.kodansha.co.jp/article/295966?page=1