辛坊治郎氏 空自の名称変更に「おそらく国民的な意識が変わるんじゃないの」 | 東スポ
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2022年12月8日 17:46

 キャスターの辛坊治郎氏(66)が8日、ニッポン放送のラジオ番組「辛坊治郎ズーム そこまで言うか!」に生出演。政府が、航空自衛隊の名称を航空宇宙自衛隊に変更する方針を固めたことについて、意見を述べた。

 辛坊氏は、11月に北朝鮮が発射したミサイル「火星17」について「(地表から)国際宇宙ステーションの高さの5倍、6倍まで上がって落ちてくる。こういうものに対処するために、大気圏内だけでの防衛力ではどうしようもない」と話した。

 ヨットで太平洋を横断した経験を振り返り「太平洋横断中にGPSがぶっ飛んだら、自分のいる場所がわからなくなっちゃう。北極星の位置で緯度はすぐにわかるんですが、経度の計算はそんなに簡単ではない」とし、「人工衛星1つひとつは、防衛能力がない」などと指摘。

 政府は7日、航空自衛隊の名称を「航空宇宙自衛隊」に変更する方針を固めた。

 これについて「宇宙の防衛を本気で考えないと。根幹のところは宇宙空間に頼っているんだっていう意識が、日本人ものすごい薄い」と言い、「日本人の薄いイメージを払拭するいろんな方法があるんだけど、名前を変えるだけでも、おそらく国民的な意識が変わるんじゃないのと。そのあたりをねらっての名称変更でしょう」と述べた。