《森保一監督と田嶋幸三JFA会長に、直接電話をしました。日本国民に勇気と元気をもらいましたと感謝と祝意を伝えました。改めてW杯リーグ突破おめでとうございます。決勝リーグも期待しています。がんばれ日本!》

12月2日、Twitterにこう綴ったのは岸田文雄首相(65)だ。

この日、「FIFAワールドカップ カタール大会」1次リーグの第3戦で強豪スペインと対戦した日本代表。前半は0-1で苦しい展開となったが後半3分、堂安律選手(24)がペナルティーエリアの外から左足を振り抜いてミドルシュートを決めた。

そして6分にも三笘薫選手(25)のゴールラインぎりぎりからの折り返しに、田中碧選手(24)が身体ごと押し込んでゴール。その結果、逆転勝利を収め、その劇的な試合運びは“ドーハの奇跡”とも評されている。

サッカーファンが勝利の歓喜に沸くなか、森保監督と田嶋会長に祝福の電話を入れた岸田首相。さらに、ツイートにはその様子を収めた動画もアップされており、Twitterでは《私達の感謝と祝意も伝えていただきありがとうございます!》《岸田さんありがとう》《親しみ湧くな絶対この人いい人だよね》との声が上がっている。

いっぽうで、こんな批判の声も後を絶たない。

《サッカー日本代表は健闘しましたね。日本の代表は検討し続けてますが》
《そんなアピールするなら、まずは自身の疑惑の説明や消費税減税をしなさいよ》
《スポーツを政治利用しないで下さい》

辞任ドミノに続いて、自身の公選法違反疑惑…支持率は30%に

これも、支持率の低さゆえかもしれない。11月21日、ANNの世論調査によって支持率が政権発足以来、最も低い30.5%であると発表された。

「7月に起こった安倍晋三元首相(享年67)の銃撃事件を機に、“統一教会と自民党議員の関係”取りざたされていますが、岸田総理は党や教団に対して踏み込んだ対応をしているとは言い難い。また9月には『開催について説明が不十分だ』との声が多数上がるなか、安倍元首相の国葬が行われました」(全国紙記者)

さらに現在、辞任ドミノが続いている。10月24日、旧統一教会との関係が次々と報じられた山際大志郎議員(54)が経済再生担当大臣を辞任。続いて11月11日、自民党議員のパーティで「法務大臣は死刑のはんこを押す地味な役職」と発言した葉梨康弘議員(63)が法務大臣を降り、同月20日には不適切な政治資金収支報告書を提出するなど、いくつもの“政治とカネ問題”が指摘されていた寺田稔議員(64)も総務大臣職の辞表を提出した。

そして同月22日には、岸田首相の“公選法違反疑惑”も報じられた。「文春オンライン」によると、岸田首相は昨年10月の衆院選に関する選挙運動費用収支報告書に、宛名も但し書きも空白の領収書を94枚添付していたという。

24日、記者団の取材に応じた岸田首相は「添付書類の記載に一部不十分な点があったことについて、今後このようなことがないように事務所に指示を出したところであります」と説明。選挙運動に関する支出は「適正だった」とした上で、「出納管理者の確認漏れ」だと回答した。ところが、この説明にネットでは「まるで他人事だ」との批判が相次いでいた。

続きはWebで

女性自身
12/3(土) 11:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/657bd13c21c965aa257ab4c524d5fa162655beb9