葉梨法相は9日、東京都内で開かれた自民党の武井俊輔外務副大臣のパーティーで、「法相は朝、死刑のハンコを押し、昼のニュースのトップになるのは、そういう時だけという地味な役職だ」と述べた。その上で「今回はなぜか旧統一教会の問題に抱きつかれ、解決に取り組まないといけないということで、私の顔もいくらかテレビに出るようになった」と語った。

 法相が担う職務を軽視したともとれる発言で、野党などから「非常識だ」と批判を招くのは必至だ。

 さらに葉梨氏は「外務省と法務省は票とお金に縁がない。外務副大臣になっても、全然お金がもうからない。法相になってもお金は集まらない。なかなか票も入らない」とも発言した。

読売新聞
2022/11/09 21:50
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