※略

教会との関係がたびたび指摘されている、山際経済再生担当大臣にも質問が相次ぎました。

始まりは、失われた記憶を呼び覚ますところから。

立憲民主党・小西洋之参院議員:「山際大臣の記憶がないから質問するんですが、ネパール・ナイジェリアの活動や経験で記憶していることは」

山際大臣は、国内にとどまらず、ネパール・ナイジェリア・韓国と、海外の関連団体の会議に出席してきました。

山際経済再生担当大臣:「ネパールに出張した目的は、前年に発生したネパール大地震。ナイジェリアについてはですね。水道事業の研修施設とか、教員育成施設等々を視察したのを記録しております」

1分40秒にわたり、出張の内容を詳しく説明する山際大臣。ただ、質問が核心に及ぶと…。

立憲民主党・小西洋之参院議員:「ネパールやナイジェリアの旧統一教会の関連団体の会合で、どのような活動をしたのか。その記憶について答弁ください」

山際経済再生担当大臣:「アフリカ・ナイジェリアがどういう状況かを見ることを主たる目的として行ったもの。副次的に出た会合について記憶をしていない」

ナイジェリアでの会議には、創始者の文鮮明(ムン・ソンミョン)教祖も出席していました。

立憲民主党・小西洋之参院議員:「旧統一教会の教祖夫妻にお会いしている。あるいは、その姿を見てないですか。記憶で答弁ください」

山際経済再生担当大臣:「記憶の限りで、お会いしておりません」

ただ、教会の機関誌によりますと、韓鶴子(ハン・ハクチャ)総裁が出席した東京都内イベントで、ある国会議員が「2011年にナイジェリアで3、4時間にもなる真のお父様のメッセージをお聴きしたとき、言葉を超えた真実を感じた」とあいさつしたといいます

立憲民主党・小西洋之参院議員:「これ、あなたの発言ということでよろしいですね」

山際経済再生担当大臣:「普段から記事にあるような表現は使わないため、そのような発言をすることはないと考えています」

立憲民主党・小西洋之参院議員:「こういう発言をしてないんでしたら、訂正を求めるべきでは」

山際経済再生担当大臣:「一切関係を持たないことを約束して、この場におりますので、当該団体と接触することは考えておりませんし、これから先もやるつもりはございません」

立憲民主党・小西洋之参院議員:「訂正する考えはないのかを聞いています」

山際経済再生担当大臣:「それも含めて、接触するつもりはございません」

“新たな事実”も出てきています。

番組が新たに入手したのは、2019年10月5日に名古屋市内で撮影された画像。旧統一教会の総裁の隣で微笑むのは、山際大臣です。

他の国会議員や教会幹部の姿もあります。細田衆議院議長が来賓としてあいさつをした、関連団体主催の会合で撮影されたとみられます。

山際大臣の事務所によりますと、イベント自体には参加していなかったといいます。

山際事務所のコメント:「同日は、来日していたギングリッチ元米国下院議長との意見交換会に参加するため、名古屋に出張しました。意見交換会終了後にお誘いを受けて、ご指摘の集合写真を撮影したのではないかと考えていますが、事務所に資料がなく、写真を撮った覚えもありません。このため、これまで確認することができなかったことについて、深く反省しております」

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テレ朝news
2022/10/19 23:30
https://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000272469.html
https://www.youtube.com/watch?v=zmTkp2FBOAc