ジャーナリスト・鈴木エイト氏が16日、フジテレビ系「Mr.サンデーSP」に出演。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)への〝解散請求〟について私見を述べた。

 全国霊感商法対策弁護士連絡会は11日、旧統一教会について宗教法人法に基づく解散命令請求をするよう国に求めた。また一部報道によると岸田文雄首相が調査実施の検討に入り、17日の衆院予算委員会で表明する見通しという。

 これらの動きについて、同番組が旧統一教会にコメントを求めたところ、「法人の『解散命令』に該当するような行為は行っていないと認識しております。なお10月14日付で日本政府が『解散命令』の請求は十分慎重に判断すべきと発表しています」との返答を得た。

 これについて意見を求められた鈴木氏は「これちょっとうがった見方かもしれないですけど」と前置きし「10月14日付で確かに岸田総理は閣議決定で『解散命令は難しい』というニュアンスの話をされていた。そこを教団側があえてこだわるということは、今後解散命令にどんどん進む流れになると、関係のあった政治家に関する何かしらのリーク、情報を出してくる可能性もある」と推測。

 さらに「ある種の脅しにもとれる、と私はちょっと見てる」と付け加えた。

 これに司会の宮根誠司が「政治家の方の濃淡のある方、まだ名前の出ていない〝濃い方〟に対するプレッシャーみたいなところも?」と改めて質問した。

 鈴木氏は「かなり政治の中枢のところでも綱引きがあるんじゃないか。岸田さんが一歩進んだことで、それを面白く思っていない、引き戻そうとしている人もいるはず。そこのパワーバランスがどうなっていくか、今後慎重に見ていく必要がある」と分析した。

東スポ
10/16(日) 23:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/df21475bb7fcce61aa3f3ad4c45c083044e9375e