安倍晋三元首相の地元、山口県下関市で行われる県民葬について、同県は7日、概要を発表した。式には国会議員や県、市町関係者など約2000人が参列し、葬儀委員長の村岡嗣政知事や細田博之衆院議長が追悼の辞を述べる。喪主は安倍氏の妻昭恵さんで、国葬ではあいさつする場面がなかったが、県民葬では遺族代表としてあいさつする。同県の長門市にサテライト会場、山口市など6カ所に一般献花場を設ける。

 県民葬は15日午後2時から下関市の「海峡メッセ下関」である。主催は県や自民党県連などでつくる葬儀委員会と安倍家、安倍氏の後援会。宗教的儀式を伴わない献花方式で、県によると、参列者には自民、公明の現職と元職を合わせた国会議員など約110人の他、米国や韓国の領事館関係者もいるという。式は動画投稿サイト「ユーチューブ」で中継され、県ホームページなどから閲覧できる。

 献花は海峡メッセ下関で午後6時まで、サテライト会場と一般献花場で午後4時まで受け付ける。県は県民葬の費用を会場設営や警備費などで6300万円としている。【大坪菜々美】

https://mainichi.jp/articles/20221007/k00/00m/040/363000c

下関市のメイン会場のほか、長門市や岩国市、柳井市、周南市、山口市、宇部市、萩市のあわせて7か所に献花会場などが設けられます。
山口県は、いずれの会場でも、献花用の花を用意するため、持参する必要はないと呼びかけています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20221014/4060015096.html