テレビ朝日は4日、平日朝の情報番組「羽鳥慎一モーニングショー」にコメンテーターとして出演する、報道局情報番組センターの玉川徹氏(59)を5日から出勤停止10日の謹慎、同センター長と同番組のチーフプロデューサーをけん責の懲戒処分にしたと発表した。

 テレ朝によると、玉川氏は9月28日放送の同番組内で、安倍晋三元首相の国葬に大手広告会社の電通が関与しているなど、事実に基づかない発言を行い、番組及び会社の信用を傷つけ、損害を与えたという。センター長らには管理監督責任を問うた。

 4日の定例記者会見で篠塚浩社長は、電通側に謝罪したことを明かした上で、「国葬に関する様々な情報をチェックする中で(玉川氏は)誤解をしてしまった。本人は深く反省している。再発防止を徹底したい」と話した。玉川氏は処分明けから番組に復帰するという。

https://www.yomiuri.co.jp/politics/20221004-OYT1T50181/