29日に行われた与野党の国対委員長会談で、立憲民主党の安住国対委員長が自民党の高木国対委員長の調整遅れに猛抗議し、高木氏は陳謝しました。

立憲民主党 安住淳 国対委員長
「3日に国会がスタートするにも関わらず、もう残り5日ですから、この時点での国会対策委員長会談で、中身について何ら説明もなく、ただよろしくっていうのは極めて遺憾だと。つまり、まだ提出する予定法案の説明も全くないんですよ。お互い準備をしないといけません。政府だけ準備をして、質疑するこちら側は準備をしないでお前ら質問しろっていう態度ですから」

臨時国会を前にした与野党の協議では、通常、この時期には行われる与党側からの会期幅の提示が遅れたり、提出法案についての説明がないなど、異例の事態が続いています。

このため、きょうの与野党国対委員長会談で、立憲民主党の安住国対委員長が自民党の高木国対委員長に抗議し、高木氏は「調整に手間取った」として陳謝しました。

安住氏は「与党側のずさんな対応は、国会というよりも国民に対する説明責任をもないがしろにしているのではないか」と厳しく批判しました。

TBS NEWS DIG
2022年9月29日(木) 14:23
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/166301