27日に東京・日本武道館で執り行われる安倍晋三元首相の国葬(国葬儀)について、千葉県選出の立憲民主党の現職国会議員(8人)のうち、野田佳彦、谷田川元両衆院議員と長浜博行参院議員の3人が参列予定であることが分かった。他の議員は欠席する意向という。同党は執行役員の参列は見送り、他の議員は個別の判断に委ねていた。

「参列」意向の野田氏は18日放送のテレビ番組で「元首相が元首相の葬儀に出ないというのは、私の人生観から外れる」などと説明している。野田氏は同党の最高顧問を務めるが、執行役員には含まれない。

田嶋要衆院議員は21日の自身のメールマガジンで「一貫して『国葬』には強い違和感を持っており、欠席をすることに決めております」と「欠席」を明らかにしている。

その他の議員については出欠の意向を事務所に取材した。谷田川氏と長浜氏の事務所が「参列」と回答した。長浜氏は参議院の副議長としての立場で参列するとしている。

「欠席」は、本庄知史、奥野総一郎両衆院議員と小西洋之、青木愛両参院議員。本庄氏は自身のツイッターでも「岸田内閣の対応は極めて不誠実」とした上で国葬には反対で、欠席すると明らかにしている。

https://www.sankei.com/article/20220923-V5AUEFCVGRPUTGONHHNV2RO3CM/