10日行われる内閣改造で、岸田総理大臣は、経済産業大臣に安倍派の西村康稔・前経済再生担当大臣を起用する意向を固めました。
西村氏は、衆議院兵庫9区選出の当選7回で、59歳。

旧通産省を経て、平成15年の衆議院選挙で初当選しました。

政策通としても知られ、第2次安倍内閣以降、官房副長官などを務めたあと、経済再生担当大臣として初入閣し新型コロナの感染対策などに取り組みました。

岸田政権発足後は、自民党の選挙対策委員長代行や、新型コロナ対策本部の本部長を務めています。

岸田総理大臣としては、党内最大派閥の安倍派で事務総長を務める西村氏を起用することで、挙党態勢の構築を図るねらいがあるものとみられます。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220809/k10013762551000.html