今度は「パクリ疑惑」が浮上だ。7月10日に投開票される参院選の東京選挙区(改選数6)で、自民党から出馬している元「おニャン子クラブ」の生稲晃子氏(54)。NHKの候補者アンケートに対してほとんど回答せず、批判の声が続出したのを受け、急きょ本人がツイッターで《私の回答に不備があり申し訳ございませんでした》と謝罪、全部で26ある問いへの回答を投稿したのは記憶に新しい。

 ところが、7月5日付の東京新聞に掲載された候補者アンケートを見ると、東京選挙区から出馬している自民党の朝日健太郎氏(46)となぜか「回答」が酷似しているのだ。

 質問は<コロナ対応の緩和>についてで、<新型コロナの感染症法上の扱いを結核など2類と同等の現行の対応を維持するべきか>──などを問うたもの。

 これに対し、生稲氏の回答と朝日氏の回答は<新型コロナは~>から始まり、<適切に対応>まで全て同じ。辛うじて異なるのは、生稲氏の回答のほうが「読点」が4つ多いことと、朝日氏の回答は、語尾が<なってしまう><すべきだ>としているのに対し、生稲氏は<なります><していきます>と変わっているだけ。

 この回答に対し、ネット上では《生稲氏がパクリか》《いや、朝日氏かもしれん》などと“祭り”状態となった。

 4月6日に自民党本部で立候補表明した際、「おニャン子クラブという名前を汚さないように頑張って当選したい」などとあいさつした生稲氏。すでに汚しているのではないかと危惧するファンも少なくないだろう。

日刊ゲンダイ
7/5(火) 13:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/52d7fa5d4d90fc053e9c523088e916761ef7f586