2022/5/26 17:00

「政治とカネ」の問題で東京都知事を辞職した作家の猪瀬直樹氏が26日の記者会見で、夏の参院選比例代表に日本維新の会から立候補すると述べた。副知事として支えた石原慎太郎元知事の死去が背中を押したことも明らかにした。

維新の馬場伸幸共同代表や藤田文武幹事長と会見に臨んだ猪瀬氏は、岸田文雄首相が掲げる「新しい資本主義」が不透明だと指摘。「日本をどう作り替えたらいいのか、そのために何をしたらいいのか。真剣に考えていきたい」と述べ、憲法改正など改革断行に意欲を示した。

また、石原氏から生前、「日本を頼む」とエールを送られていたと紹介。「(石原氏の死去が)僕の気持ちを動かしたことも事実だ。遺志を継いで日本の改革に最後のご奉公、持てる力を全て発揮していきたい」と強調した。

維新を選んだ理由は「自民党は〝総合病院〟だからなんでも解決するが、改革はできない。足を引っ張る団体がたくさんある。立憲民主党や共産党は守旧派。リベラルだと言うが改革はやらない」と説明した。

https://www.sankei.com/article/20220526-XWRN4AJPKFMB3MNFNHXXDFYI2M/