28日の外国為替市場で円相場が1ドル=131円台まで下落し、2002年4月以来、20年ぶりの安値を更新した。日本銀行がこの日の金融政策決定会合で金利を低く抑え込む姿勢を明確にしたことで、利上げを進める米国との違いが意識され、円を売ってドルを買う動きが加速したとみられる。

 日銀が金融政策決定会合の結果を公表した直後、円はドルに対して1円ほど下落。午後2時半すぎに心理的な節目とされた1ドル=130円を突破し、夕方にさらに下落した。1日で3円ほど円安が進んだ格好だ。

 市場の一部では日銀が急速に…

朝日新聞
2022/4/28 18:40
https://www.asahi.com/sp/articles/ASQ4X4W1KQ4XULFA026.html