夏の参議院選挙のいわゆる「1人区」について、立憲民主党の泉代表が、共産党と党本部レベルでも候補者調整を行う考えを示したことについて、共産党の小池書記局長は、歓迎する意向を示しました。

夏の参議院選挙で、定員が1人の「1人区」の対応をめぐり、立憲民主党の泉代表は、これまで共産党との候補者調整の進め方について具体的な言及を避けてきましたが、27日、地方レベルに加えて、党本部レベルでも調整を行う考えを示しました。

これについて、共産党の小池書記局長は、記者会見で「とても大事な発言だ。1人区は最大限、候補者を一本化して、自民・公明・維新などによる翼賛体制づくりを許さないことに全力を挙げたいので、立憲民主党とはよく話し合っていきたい」と述べました。

そのうえで、去年の衆議院選挙で行った立憲民主党との政権協力などの合意について「国民に公約したことなので大事にしたいが、指1本触れないということではない。よく話し合い、一致できるところを見いだしていきたい」と述べました。

NHKニュース
2022年2月28日 22時09分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220228/k10013506261000.html