無免許運転繰り返した罪 木下元都議 初公判で起訴内容認める|NHK 首都圏のニュース
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01月25日 12時07分

無免許運転を繰り返した罪に問われ、議員辞職した木下富美子元東京都議会議員の初公判が東京地方裁判所で開かれ、木下元議員は起訴された内容を認め、「街頭活動などをするために運転してしまった。選挙のプレッシャーでまともな判断ができなかった」と述べました。

元東京都議会議員の木下富美子被告(55)は、去年5月から7月にかけて、板橋区や新宿区で7回にわたって無免許運転をしたとして去年11月、道路交通法違反の罪で在宅起訴されその後、議員辞職しました。
25日東京地方裁判所で開かれた初公判で、木下元議員は、裁判官から起訴内容に間違いがあるか問われると「いいえ、ございません」と述べました。
検察は、冒頭陳述で、「都議会や街頭演説に向かうのに無免許で乗用車や原付バイクを運転していた。選挙期間中の去年7月には衝突事故も起こしている」と述べました。
続いて被告人質問で木下元議員は「都議会議員選挙が近づく中で街頭活動などをするために運転してしまった。選挙のプレッシャーでまともな判断ができなかった」と時折、涙を流しながら説明しました。
このあと検察は、懲役10か月を求刑しました。
判決は来月15日に言い渡される予定です。