岸田文雄首相が内閣官房参与に、衆院選で落選した自民党の石原伸晃自民党元幹事長(64)を起用する方針が報じられた3日、ネット上では不信感をあらわにする国民の声が目立った。

 石原さんは衆院選に10回連続で当選し、国土交通大臣や党政調会長などを歴任してきたものの、10月の選挙で落選した。

 この人事報道が流れると、ネット上では国民からはあきれ返る声が噴出。「選挙で落選したのに…?」「有権者の意志、国民を馬鹿にしている」「選挙にて民意を受けられずに落選した方。その方に頼らざる得ないほどの人材不足なの」と疑問の声が相次いだ。

 「コロナで困窮している経済的弱者には徹底的に冷たいが、お友だちには税金使って不当ともいえる優遇」「お友達人事」と岸田首相の判断を批判する声も。「内閣官房参与が近年、落選者の食い扶持と化している」と非難する声もあった。

中日スポーツ
12/3(金) 15:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/bc9442de2c1f71f58bc6f038520702ed79b6b3b5