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2021/11/14(日) 10:12:22.82ID:CAP_USER9関係者によると、男性は、詐欺罪などで社長が特捜部に逮捕・起訴された横浜市の太陽光発電関連会社「テクノシステム」の元顧問。環境関連会社の社長も務め、遠山元議員とは約6年前から親交があるとされる。遠山元議員は特捜部の任意の事情聴取に「男性は金銭支援を長年してくれている有力な支援者」などと説明しているという。
特捜部はテクノ社の事件に絡み、今年6月に東京都内の男性の自宅を家宅捜索。押収した数年分の手帳やメモから、遠山元議員への現金提供を疑わせる記載が見つかった。その後、男性は特捜部の任意の事情聴取に、遠山元議員に東京・銀座のクラブなどで複数回、現金を渡したことを認めたという。総額は約3000万円に上り、うち約1000万円は、遠山元議員が副財務相に就任していた19年9月から約1年間に提供したとされる。
遠山元議員が代表を務める資金管理団体「遠山平和政策研究所」など三つの政治団体の17〜19年分の収支報告書には、寄付や政治資金パーティー券購入者に、男性や環境関連会社の名前はなかった。政党支部「公明党衆議院比例区九州第2総支部」には、17年9月にテクノ社から100万円が寄付されていた。
遠山元議員は今年8月、男性の貸金業法違反容疑の関係先として自宅などの家宅捜索を受けた。遠山元議員の元秘書2人は、日本政策金融公庫の新型コロナウイルス特別融資などを巡り、貸金業の登録がない男性から依頼を受けて公庫に電話をかけるなどし、複数の企業に融資担当者を紹介した疑いが持たれている。
遠山元議員は今年8月の毎日新聞の取材に「男性から現金を受け取ったことはない」と説明していたが、その後は周囲に「男性から資金提供は受けたが、融資仲介の謝礼とは思わなかった」と話しているという。男性も特捜部に「現金は遠山元議員を政治家として応援する趣旨。融資仲介の謝礼ではない」と説明しているという。特捜部は、現金の趣旨について遠山元議員への確認を進めるとみられる。【志村一也、二村祐士朗、国本愛、松尾知典】
毎日新聞
2021/11/12 02:00
https://mainichi.jp/articles/20211111/k00/00m/040/315000c