0001クロ ★
2021/11/11(木) 17:48:20.87ID:CAP_USER91922年、徳島市生まれ。東京女子大卒。56年に作家デビューし、純文学と大衆小説のジャンルをまたいで執筆。61年には、伝記小説「田村俊子」で田村俊子賞、63年には「夏の終り」で女流文学賞を受賞した。97年に文化功労者に選ばれ、2006年には文化勲章を受章した。
政治・社会運動にも積極的に関わり、東日本大震災後も現地の慰問や脱原発運動などに奔走。そんな瀬戸内さんは2014年4月、日刊ゲンダイ本紙の「注目の人直撃インタビュー」に登場。当時、集団的自衛権の行使容認に突き進む安倍首相に対して、「どうして、あんな元気なんでしょう、あの人は。病気だったんでしょ? もう出てこないと思ったら、とてもいいお薬が見つかったってね。そのお薬の中に興奮剤が入っているんじゃないかしら」と皮肉交じりの持論を展開しつつ、右傾化する政権の「怖さ」についても、こう指摘していた。
「安倍政権の人は、自分たちの祖先はそんな悪いことしてないと思っているのかもしれませんが、しましたよ。朝鮮人を連れてきて、炭鉱でこき使って殺しているじゃないですか。私は北京にいましたから、食べ物まで差別したのを見ています。慰安婦の問題だって、もともとあってはならないことなんですよ」
「戦争を知っている人が安倍政権にはいないじゃないですか。戦争の悲惨さを知らないし、みんな、今の政府での立場を良くしたい。そうしたら、誰も反対しませんわね。あっという間に国って変わるんですよ。特定秘密保護法もとても怖い。戦前、ものを書いちゃいけない、と言われましたが、そこまで行きますよ。同じです」
瀬戸内さんの言葉を今一度噛み締めたい。
日刊ゲンダイ
21/11/11 16:40
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/297303