岸田文雄首相(自民党総裁)は1日、衆院選を受けて党本部で記者会見し、小選挙区で敗北し辞任する意向を固めた甘利明幹事長の進退に関し「本人とよく話し合った上で、できるだけ早いうちに対応を決定したい」と述べた。COP26に出席するため、2日に英国へ出発すると明らかにした。大型の経済対策に関し「11月中旬に策定する。年内の早期に補正予算を成立させる」と表明した。

 今月前半までに新型コロナウイルス対応の全体像を示す考えも示した。

 衆院選の結果については「大変厳しい選挙だったが、岸田政権の下で、この国の未来をつくり上げてほしいという民意が示された」と述べた。

共同通信
2021/11/1 14:55
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