立憲民主党の福山哲郎幹事長は16日、東京都内で記者会見し、衆院選で同党と共産、国民民主、れいわ新選組、社民の各党などが候補者調整を行った結果、212の小選挙区で一本化できたと発表した。れいわは同日、新たに小選挙区候補7人を降ろすことを公表したため、「野党統一候補」で臨む選挙区は拡大する。

福山氏は「それぞれの政党がお互いの事情に鑑みながら最大限の形で一本化し、1対1の構図をつくることができた」と強調。「何も変わらない自民党か、支え合い、まっとうな、多様性を大切にする野党候補か選択してほしい」と語った。

 福山氏によると、野党陣営の中で立民が抱える競合区は、共産と48カ所、国民と2カ所、社民と1カ所が残ったという。

時事通信
2021年10月16日21時16分
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