不適切発言の渦中にいた衆議院比例北海道ブロック選出の本多平直氏(道4区)が、近々、所属する立憲民主党を離党することになった。

 本多氏は5月の性犯罪規定の見直しに向けた党内会議で「50歳近くの自分が14歳の子と性交したら、たとえ同意があっても捕まることになる。それはおかしい」と発言した。

 その後、コトが公になり、本多氏は釈明に追われた。党本部のハラスメント委員会(第三者委員会)が、本多氏の発言を審議。ヒアリングも終了し、7月中に本多氏への処分について、何らかの結論がでるとみられていた。

 党本部は本多氏を離党させる方向で、最終調整に入っているとみられる。

 今秋までには解散・総選挙がおこなわれる。立憲北海道道連は、本多に代わる候補者調整が急務となる。

 本多氏の不適切発言については、7月15日発売の月刊財界さっぽろ8月号で関連記事を交えて詳報する。

財界さっぽろ
2021年07月08日 12時45分
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