おととしの参院選で、河井案里氏の陣営に自民党本部から多額の資金が振り込まれていたことに関する24日の二階幹事長の発言を受け、自民党県連の幹部からは説明を求める声があがっています。

二階幹事長は24日の会見で、河井陣営に振り込まれていた1億5000万円について、先週の発言を訂正する形で組織決定の責任は「総裁と幹事長にある」との認識を示しました。

これを受け自民党県連・会長代理の中本隆志県議会議長は、「最初から責任者は分かっていたこと」としたうえで、使途などについて説明を求めました。

【自民党県連会長代理・中本隆志県議会議長】

「河井案里さんをなぜそこまで出さなければいけなかったのか。また他の候補に対してはこれが普通に受け入れられる行為なのかどうか。最終的には、そのお金は何に使われたのかを一刻も早く県民、国民の前で示してもらいたい」

テレビ新広島
2021年5月25日 火曜 午後7:13
https://www.fnn.jp/articles/-/187295