武田良太総務相は26日の閣議後会見で、総務省幹部らを接待していた放送関連会社「東北新社」が放送法の外資規制に違反していた問題で、同社子会社の衛星放送「ザ・シネマ4K」の認定を5月1日付で取り消すと明らかにした。同放送は4月30日に終了となる。武田氏は「処分に合わせ、受信者への周知など必要な措置を取るよう要請した」と語った。

 「ザ・シネマ4K」の契約者数は約650。東北新社は認定の申請時に外資比率が2割未満と申告していたが、実際には2割を超えていた。

朝日新聞
2021年3月26日 10時23分
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